| 愛とは何ですか。そして情とは? さらに愛情とは? |
おこたえします。
ついにきましたか。悩み相談の定番、そのうちくるだろうとは思ってました。
かつて、「若さとは、振り向かないこと。愛とは、ためらわないこと。」と宇宙刑事ギャバンは言っていましたが、実際にはそんな単純なことではな いような気がします。ここでは、もう少しつっこんで考えてみましょう。(ちなみに「情」とはなにかについてはギャバンはなにも語ってはくれませんでし た。)
愛と情についてひとことで言うならば次のことが言えるでしょう。
情は消費される。 |
愛は感情のもとになるものであって、それ自体は減ることはありません。
感情は愛・憎といった感情のもとから発生し、行動することや心の中で解決することによって消滅します。また、行動や思考を伴わなくても時間の経過によって減少していくこともあります。
このチャートを例に取ると、自分の愛の対象である人が病気になると、「愛」に対して心理的作用が働きます。ここで発生する相手を気の毒に思う気持ちが「情」です。情は心配したり見舞いに行ったりすることで、消費されます。
よって、愛情とは愛によって生成された感情であるといえるでしょう。
さて、途中にフィルタというものが存在しますが、これが作用することによって、生成される情の内容が変化することがあります。サスペンスドラマ の煽り文句に「愛が憎しみに変わる」といった表現がよくありますが、実際は愛そのものには変化はなく、感情を出力する段階においてフィルタによって屈折し てしまったと考えた方が正しいでしょう。
ここで、忘れてはならないのが、「愛は減らないが、愛情は減る。」ということです。愛情は消費されていきますから、どんどん作らないと減って いくのは当然のことです。これを「愛が減ってしまった」と勘違いする人がよくいるようです。今年に限って誕生日になにもくれなかったとか、そのようなこと ぐらいで、すぐに愛がなくなったと判断すべきではありません。
さらに、蛇足ではありますが次のことも言えるでしょう。
情は総量から分割され、分配される。 |
仮に愛が10あれば、全ての人に10ずつの愛を与えられますが、愛情はそれぞれに分割され、合計しても総量である10を越えることはできません。このことをふまえて、先日のもりけんじさんの相談を読んでみると、より理解が深まることでしょう。
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