| きょう学食で醤油ラーメンを頼んだら、何故か僕のだけ5分も経ってから出てきました。このような悲劇を繰り返さないためには、どうしたらいいのでしょうか。 また、やっと出来たとばかりにコショウをかけようとしたら、間違って一味とうがらしをかけてしまいました。どうしましょう。 |
おこたえします。
醤油ラーメンを注文したら、望んでいたものが5分後に手に入った。これのどこが悲劇だというのでしょうか。醤油味のラーメンのかわりに「醤油顔(死語)のGメン」が出てきたというのであれば立派な悲劇といえるでしょうが、それにくらべれば極めて当たり前のこととしか思えません。
巌さんがなぜこのことを「悲劇」と誤認しているのかといえば、文中にある「何故か僕のだけ」という表現が鍵を握っているようです。
他の人の頼んだものはもっとはやく出てくる、自分より後から注文した人の方に先に品物が出てしまった。こういったことに不満を感じているようです が、巌さん自身と学食との間の取引においてはなにも問題はないのですから、巌さんの認識の中になんらかの間違いがあるといえるでしょう。
巌さんの間違った認識とはこういうことです。
巌さんは自分に対する学食側の対応が差別的であったと感じている、つまり不公平感を抱いているわけです。
差別とは故意に行われるものです。相手の外見や思想などの相違、または単なる好き嫌いに応じて対応を変化させることです。この場合は、学食側に ミスや過失があったことは予想されますが、巌さんを他の利用者と明確に区別し対応の仕方を変えたとは考えにくいので、差別とは言えません。
・地震が起きて、他の家は大丈夫なのに自分の家だけがなぜか停電になった。
電力会社が自分の家に対して差別を行っていたのではないか。
・あの人にだけ宝くじが当たったのは不公平だ。
このような例と照らし合わせてみれば、巌さんも自分の考えの誤りに気がつくことでしょう。
次に、一味とうがらしの件ですが、コショウと書いてあるビンに一味が入っていたというのであれば、学食に責任を問うことができるでしょうが、自分の食べるものに自分で何かものを加えるわけですから、やはり自己の責任において行動すべきです。
自分自身に責任を持った行動をするためには、その行動を起こす前にこれからすることを確認し、その後予想される結果を把握しておくことが重要です。
ビンの中身を手のひらに取り出して、顔の前へ持っていき、鼻から思いきり吸い込んでみましょう。勢いよくくしゃみが出れば、それは間違いなくコ ショウのはず。また、一味とうがらしかどうか調べるには、指につけて目をこすってみるのもいいでしょう。とにかく、「これはコショウだ」という確信が持て るまで徹底的に検証する姿勢が大切です。